優しい時間

少しだけ気分が軽くなりますように。

帰り道のEminemとEd

今日も、通いなれた道をひた走る。

 

信号待ちをしながら、この一年を振り返る。

といっても

「いろいろあったな」

と常套句をつぶやくだけだ。

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—それにしても今年は本当に大変な年だった。住む場所、仕事と大きく変わった。そのほか様々な新しいことに挑戦した年だった。

 

 

何回待ったらこの信号を越えることが出来るだろうか。

そう思うが、不思議とイライラしない。

スマホから流れるEminemとEdのコラボ曲に少し鳥肌が立ちそれどころではなかったのか。

 

人の心は本当にいい加減だな。

 

心コロコロ。

 

そうかと思えば、嫌なことを思い出して叫びたくなる。いや、実際に叫んでみる。

 

心コロコロ。

 

本当に良い加減にはいかないものだ。

 

そなことをしてると、運転を誤りそうになり、また焦る。

 

心コロコロ。

 

そんな、人間臭い感情を味わっていると

静かな充足感が湧いてくる。

 

心地よい疲労感が、「今日もよく働いたな」といっている。

「お疲れさん」より「よく働いた」と言うほうがいい。

 

 

そんな事を思いながら、なかなか温まらない暖房の摘みをひねる。